大失敗のRadio-Activity 第三回(後半)「批評の歴史と『大失敗』」(ゲスト:松田樹)

第三回(後半) 大失敗のRadio-Activity part3-2 - 2019_12_31 20.55 2.m4a 2018年に爆誕した前衛批評集団「大失敗」がラジオにも進出。日本や世界で起きている様々なアクチュアルな出来事について、赤井浩太と左藤青で語っていくひとつの「アクティヴィティ」です。 第三回は長さの関係で二分割!(後半)。 前半に引き続き、ゲストに中上健次研究者の松田樹さんをお迎えしつつ、今回は松田さんが批評の歴史を主に三点に分けて解説! 「政治運動の代補」としての批評とはいかなるものなのか? 文学研究者から見た「批評の歴史」と私たち「大失敗」の批評的実践の意義とは? 年末年始でお時間のある方は色々と遡って読んでみるのもよいのではないでしょうか… ちなみに今回も松田さんが注釈をつけてくれました。 『大失敗』ラジオ注釈(松田樹) ◎「上下分ち書き」形式への補足  このラジオでは文献が手元になかったため記憶違いをしているが、浅田彰による「上下分ち書き」形式の文章は、『インパクション』(91・8、特集ゲイ・リベレーション)掲載の「ゲイ・ムーヴメントのために」ではなく、『G S 2号』(84・11、特集POLYSEXUAL――複数の性)掲載の「性を横断する声」に、その一例が見られる(ただし、後述の通り、前者でも浅田の戦略は一貫していると思われる)。  ここで浅田は、ドゥルーズ+ガタリ「生成する音楽――『ミル・プラトー』からの二つの断…

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大失敗のRadio-Activity 第三回(前半)「研究者が読む『大失敗』創刊号」(ゲスト:松田樹)

第三回(前半) 大失敗のRadio-Activity part3 - 2019_12_31 15.17 1.m4a 2018年に爆誕した前衛批評集団「大失敗」がラジオにも進出。日本や世界で起きている様々なアクチュアルな出来事について、赤井浩太と左藤青で語っていくひとつの「アクティヴィティ」です。 第三回は長さの関係で二分割!(前半)。 前半に引き続き、ゲストに中上健次研究者の松田樹さんをお迎えしつつ、今回は松田さんに『大失敗』創刊号の感想をお聞きし、一つずつ非常に丁寧な批評をしてもらいました。 なお後半では、松田さんの知見をフル活用で、批評の歴史を語ってくれています。

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大失敗のRadio-Activity 第二回(後半)「二〇一九年を批評する」(ゲスト:松田樹)

第二回(後半) 大失敗のRadio-Activity part2-2 - 2019_12_28 13.48 1.m4a 2018年に爆誕した前衛批評集団「大失敗」がラジオにも進出。日本や世界で起きている様々なアクチュアルな出来事について、赤井浩太と左藤青で語っていくひとつの「アクティヴィティ」です。 第二回は長さの関係で二分割!(後半)。 前半に引き続き、ゲストに中上健次研究者の松田樹さんをお迎えしつつ、年末ということもあって二〇一九年に起きた様々な出来事について批評的に取り組みました。赤井浩太にとっても「激動の一年」だったらしい二〇一九年ですが、それはおいといて、今回は特に今回は改元、N国党・れいわ新撰組、あいちトリエンナーレなどについて触れています。単にそれを解説するだけではなく、批評的な営為としてそこで潜んでいる問題系としてのポピュリズム、外山恒一とN国の差異、天皇制、「癒し」としての天皇、リベラルの「堕落」などについて語ってみますが、はたしてうまくいっているでしょうか…

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